花粉症で歯が痛くなる?
2017.04.03
この時期、花粉症でお悩みの方が多いのではないでしょうか?
実は、花粉症が原因で歯のトラブルを招くことがあります。
花粉症の主な症状の1つが、鼻水・鼻づまり。酷い時には「鼻で息ができない!」という人も多いのではないでしょうか。実はこの症状こそが、歯周病を招く原因となるのです。
鼻呼吸ができないと、自然と口呼吸になりますよね。そうすると、口の中の水分が蒸発して、カラカラに乾いてきます。口内にいる菌は乾燥状態で繁殖しやすいため、その状態が続くと歯の周りに歯垢(プラーク)がつきやすくなってしまいます。これが歯周病の直接的な原因となるのです。また、虫歯にもなりやすくなります。
花粉症の症状が重い人は、こまめに水分補給をするなど、できるだけ口の中の水分がなくならないように気をつけて下さい。
そして、自分の歯がいつもよりも歯周病や虫歯になりやすいことを自覚し、その分丁寧に歯磨きをするようにしましょう。