前歯をセラミックにする理由☆
2015.07.31
こんにちは(*^_^*)
暑い日が続いております。
こんな日は、美味しいシロクマで、少しでも涼しさを味わいたいですね!
皆様、熱中症などにも、充分、お気をつけ下さいませ。
患者様から、たびたび、「なんで、セラミックが良いんですか?」などのご質問をいただきます。
セラミックは、金属アレルギーの心配もなく、体に安全であること、虫歯になりにくいことなど、
これまでもお伝えさせていただいております。今日は、その中でも、「前歯をセラミックにする理由」についてお話させていただきます。
① 歯茎が黒くなってしまう。
金属は、唾液のような水分のある場所ではイオン化して溶け出してしまいます。
溶けた金属の成分が歯茎を黒くしてしまうのです。
② 変色してしまう。
プラスチックは口腔内で、水分を吸収して劣化しやすくなり、黄色く変色してしまいます。
また、表面は傷がつきやすいので、傷の凹凸に歯垢が残り、黄ばんでしまいます。
セラミックは、水分がある所でも安定している為、変色の心配はありません。
③ 形が大きくなってしまう。
金属とプラスチックの二重構造になっているので、全体的に大きくなってしまいます。
④ 色が合わせにくい。
セラミックは、歯の色を周りの歯と合わせることが出来ます。
色を付けたり、透明感を出したり、自在に作ることが出来ます。
⑤ プラスチックがはがれてしまう。
金属の表面に付いているプラスチックは、
金属やプラスチックの劣化、プラスチックの収縮によってはがれてしまう事があります。
セラミックは1つの材料から作れるのと、口腔内でほとんど収縮をしないため、
はがれることはありません。
⑥ 差し歯に汚れがつきやすい。
前歯の金属部分は、小さな傷が多くあり、その傷の中に細菌が詰まってしまいます。
セラミックの表面は、一度コーティングして焼くため、傷がなく汚れがつきにくいのです。
⑦ 差し歯の隙間から虫歯になりやすい。
裏側に使っている銀歯が劣化することによって、隙間から虫歯が起こってしまいます。
セラミックは陶器の一種なので、お口の中でも安定し、虫歯になりにくいのです。
⑧ 残っている根が折れやすくなる。
保険の差し歯に使われる土台の金属は、根に比べ固すぎるために、
強い力がかかると、根が折れて抜歯をしなくてはならない場合もあります。
セラミックの土台はファイバー繊維を使うため、強度と柔軟性があり、根が折れるのを防ぎます。
当院は、新しい機械を導入したことで、今まで以上にセラミックの種類も増え、質も向上しております。
ご興味のある方、前歯を気にされていらっしゃる方、ぜひ、お気軽にご相談ください。