新素材の治療
2014.01.29
こんにちは。
年が明け、早くも1か月が過ぎようとしていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
■先日はセンター試験が実施されましたね。
受験生の毎日の努力が結果に出る、大変な2日間。
うまくいった人もそうでなかった人も、最後まで悔いのないよう走り切ってほしいですね。
また、1月は成人式・センター試験と続きましたが、今週の土日には全国で一斉に歯科医師国家試験が実施されます。
日頃の勉強で身に付けた知識を存分に使い、来春から臨床の場でその力を思いっきり発揮できることを願っています。
■さて、今回は、この1月から当院で導入し始めた新システム「ダイレクトクラウン」についてのお話です。
この新しい治療システムは、簡潔に言うと「すぐにその日に入れられる被せ物」です。
従来の被せ物は、
①虫歯を削る
②型をとる
③仮歯や仮の蓋をつける
【-ここまでで1日-】
④次回来院時に、銀歯やセラミックの歯を入れる
という順番での治療でした。
つまり、最低でも2回来院していただく必要があったわけですね。
しかし、今回のこの「ダイレクトクラウン」は、最終的な被せ物が、何と虫歯を削ったその日に入ります。
つまり、前述の「仮の歯を装着して一度帰宅する」という手間がかかりません。
来院時には相当虫歯に侵されてしまっていた歯の部分に、治療を終えてクリニックを出る時にはもうピカピカに完成した歯が入っているなんて驚きです(入る被せ物は、上の画像のような「歯に近い白い素材」です)。
ちなみに、これは保険がきかず自費による治療になります。
しかし、料金はセラミックと比べてだいぶお求めやすくなっております。
(1歯につき3万円前後です)
もちろん、仕上がりの綺麗さや素材としての硬さなどは高級なセラミック治療の方が格段に上ですが、しかし銀歯と比べると圧倒的に天然の歯に近いので、
「銀歯はちょっと・・・」「でもセラミックはちょっとお値段がはるし・・・」
という方にとって、非常にコストパフォーマンスの高い治療となっております。
状態によっては適応できない可能性もございますので、もし興味がおありでしたら、ぜひご来院の際にご相談くださいね。